こんなことしちゃっていいんですか〜(^ ^;;)?『独裁者ですが、なにか?』荒木源
とっても久しぶりに更新になってしまいました。
お待たせしました、nokiaの気まぐれ読書感想文の時間ですよ〜
ここのところ日本海が物騒なことになってますね。 彼の国の事情ってよくわからない。 お隣の国なのに全くわからない。 何を考えてるのかわからないからとってもこわい。 そんな感じでしょうか?
そんな今時に、新聞広告に出てました。この作品。 広告の煽り文句がね〜 『こんな時勢に 緊急出版!』って。。。
煽りを見てne!
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この物語に出てくる独裁者の兄ちゃん、なんだか彼の国のぽってりしたトップによく似てます。 やってることも、周辺国との関係も、はたまた親兄弟に関することまで。 よくもまあ、ここまで境遇の似た独裁者がいたもんだ。
なあんてね。 名前や国名こそ変えてありますが、この作品、彼の国の独裁者がモデルに違いありません。 思いきりパロディってるし。 もう、むちゃくちゃ笑いました。 こんなこと言いそう、こんなことしそう、こんなこと考えてそう。。。 ありとあらゆることが彼の国のぽってりした兄ちゃんとかぶるんです。
これね、とっても面白おかしく書いてあります。 きっと荒木さんは笑わせるために書いてらっしゃるんだろうと、勝手な想像。 でも、適当に面白おかしくするだけの内容ではないです。
パロディでありながら、彼の国の現状や、抱えている問題など、この作品を通じて知ることができます。 かなり細かく彼の国のことを調べてらっしゃるんだな、というのが感じられました。 ノンフィクションでありながら、彼の国読本のような体裁。 お勉強にもなる一冊です。
正直、このブログを書くのも、どこか怖い機関から目をつけられるんじゃないかとドキドキしながら書いてるんですけど。。。
荒木さん、すごいよねー (^ ^;;) ブログどころか本ですよ〜 印刷物ですよ〜 勇気あるわ〜(^ ^;;)
パロディってて、とっても笑えますが、ちょっと独裁者の兄ちゃんに同情したくなる場面もありました。 nokiaの感情移入してしまう読書スタイルによるものかもしれませんが。。。 独裁者っていろんな意味で一人なんだな、って少し感傷的になってしまったnokiaでした。
みなさんはこの作品を読んでどんな気持ちになるでしょうか。 よかったら教えてくださいね!
ではでは。 明日も素敵な読書タイムを〜(*^^*)
荒木源さん、笑える作品がいっぱいですよ〜
荒木源さん、「オケ老人」も面白かったです!