ほんわか癒される「ローカル線で温泉ひとりたび」たかぎなおこ

絵を見ているだけで癒されますね。著者のたかぎなおこさんがガチでひとりたびをされて漫画に描かれています。

読み始める前は、編集さんと取材に出られて描いてらっしゃるものと思ってました。でもね、読んでみるとそうじゃないのがわかる。乗り継ぎがうまくできなくて一人ポツネンと時間つぶしをしてみたり、急に思い立って海のそばの駅で降りて散策してみたり。

誰かと一緒だとこうはいかないもんね。集団旅行となるときちんと予定を立てて、時間どおりに移動して、決まった宿に泊まって、温泉もこの時間で。。。いやー窮屈やんっ

私もおひとりさま歴が長く、集団行動があまり得意ではありません。旅に出るのも一人の方が気楽かな。友達と一緒の時も現地集合にしてみたりね。

タイトルのとおりローカル線でゴトゴト移動してお湯に浸かって、という旅。絵から想像できるとおり、ほんとにほのぼのした内容です。ハプニングなども面白おかしく書かれています。温泉に行った気分になれる一冊ですよ。

たかぎなおこさん、上京して長らく一人暮らしをされていました。その様子をつづったコミックエッセイ、『ひとりぐらしシリーズ』は、ひとりぐらしならではのあるあるがいっぱい。一人暮らしでない方もなるほど、と頷ける暮らしのノウハウが詰まってます。

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