読書日記 nokia's bookshelf

小説など面白かった本を紹介する読書ブログです

2016-06-16から1日間の記事一覧

行き先はどちら?『笑うハーレキン』横尾秀介(中公文庫)

家も会社も失くした中年の家具職人が主人公。謎の女性が現れてからの物語。なぜかその女性も河原近辺で寝泊りを始めて。ちょっと筋が見えてこない作り。人間模様を描いてるだけ?それともミステリー? 笑うハーレキン (中公文庫) [ 道尾秀介 ] 淡々と物語…

こんな切ない小説、他にない『白夜行』東野圭吾(集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫) 切ない。とにかく切ない。 とある殺人事件をきっかけに物語は動いていきます。そこに描かれるのは男の子と女の子。恋になる前の幼い二人。恋心も意識できないくらいの二人だったのに、離れられない関係になってしまいます。 恋というも…