こんな切ない小説、他にない『白夜行』東野圭吾(集英社文庫)
切ない。
とにかく切ない。
とある殺人事件をきっかけに物語は動いていきます。
そこに描かれるのは男の子と女の子。
恋になる前の幼い二人。
恋心も意識できないくらいの二人だったのに、離れられない関係になってしまいます。
恋というものではなく。
男と女の、ということではなくて。
表と裏。
陰と陽。
白と黒。
共有するものがあればこそ。
表を歩くもの、裏を歩くもの、
お互いのことを思えばこそ、なんでもできる。
それが法に触れることであっても。
あかん、これを書いてる時点で涙があふれてきた。
nokiaの中で切なさナンバー1の物語です。
続編とも言える「幻夜」も切ないです。
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