読書日記 nokia's bookshelf

小説など面白かった本を紹介する読書ブログです

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

人形の息遣いを観る「あやつられ文楽鑑賞」三浦しをん

文楽はまじかで観るべし。まるで人形が息をしているかのような動き、生で観ると想像するではあまりに違いすぎる。 作家・三浦しをんはいかにして文楽に魅せられたのか。

すでに作家、三浦しをん「格闘する者に〇まる」三浦しをん

こんばんは。 今日は何を読みましたか? 今日のレビューはこちら。 格闘する者に○【電子書籍】[ 三浦しをん ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > その他ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア価格: 518円 // 「格闘する者に○まる」 三浦しをんさん…

都会っ子勇気はすっかり山の子「神去なあなあ夜話」三浦しをん

// 都会っ子神奈川から来た勇気も20歳。 この2年間、ヨキにしごかれてすっかり山の子に。 神去なあなあ夜話【電子書籍】[ 三浦しをん ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > その他ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア価格: 691円 恋もまっしぐら…

マジメに真面目を重ねて。。「舟を編む」三浦しをん

// マジメすぎるのが玉にキズ、の馬締が配属されたのは、辞書編集室。 真面目に辞書に取り組み、真面目に恋愛に取り組み。。。 一冊の辞書が出来上がるの、こんなにも地道な作業の積み重ねなんだと、この小説を読むとわかります。 舟を編む [ 三浦しをん ]ジ…

アンテナ立つのは山の上!?『神去なあなあ日常』三浦しをん(徳間文庫)

東京ど真ん中、都会育ちの男の子、勇気が「就職」のためにやってきたのは神去村。 「就職」といえば聞こえはいいけど、実際は親から「行って来い!」と放り出されたようなもので。。。 仕事はといえば、木のお守りをする人、木こりさん。 森林組合のお仕事ね…

まだまだ若いモンには負けねえぞ!『政と源』三浦しをん

元銀行マンの政と、つまみ簪職人の源は70年以上の幼なじみ。そんじょそこらの幼馴染とは年季が違う。 腰を痛めたらつきっきりで看病してくれ、初詣も一緒に行き。若いつもりでいる二人、いつまで元気でいられるか。。。

腐女子的仕事の仕方とは…「星間商事株式会社社史編纂室」三浦しをん

// 幾つかの企画を成功させた幸代が、次に配属されたのは、社史編纂室。 星間商事株式会社社史編纂室【電子書籍】[ 三浦しをん ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > その他ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア価格: 540円 企画力も実績もあるの…

行くぞ!箱根!温泉?『風が強く吹いている』三浦しをん(新潮文庫)

行くぞ!箱根! え、温泉行くの? 風が強く吹いている (新潮文庫) 入学早々僕は、安い下宿を紹介するという先輩に連れられて一緒に食事をした。そして先輩は支払いをせずに飯屋を出てしまった。なんたることか、僕は無銭飲食に付き合わされてしまったのだ! …

生まれると死ぬるは隣り合わせ『仏果を得ず』三浦しをん(双葉文庫)

おそらく。。。ですが。 現代に生きるほとんどの人に馴染みのない芸術ではないでしょうか。 文楽。(文楽関係者の方、失礼な物言いですみません)そんな馴染みの薄い世界に飛び込んだ若き太夫の物語です。 仏果を得ず (双葉文庫) [ 三浦しをん ] この物語…