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まだまだ若いモンには負けねえぞ!『政と源』三浦しをん

東京下町の幼なじみの物語。 幼なじみとの物語といえば、なんだか可愛らしいイメージなんですが。。。

この物語は全然かわいくない!

 

政と源 [ 三浦しをん ]

 

だって、じーさま二人が主人公だから(^_^;)

元銀行マンの政と、つまみ簪職人の源は70年以上の幼なじみ。

70年ですよ、70年! そんじょそこらの幼馴染とは年季が違う。 腰を痛めたらつきっきりで看病してくれ、初詣も一緒に行き。 その昔、嫁取りとなれば、いやいやながらも手助けしあった仲。 性格はまるで反対の二人なのになぜかいつも一緒。 何十年もこうして友達でいられるなんて羨ましいですね。

みなさんは何十年来の友達ってどれくらいいますか? 私は故郷を離れて暮らしているので、幼な馴染みとは疎遠になってしまいました。 彼女は今頃どうしているんだろ? なんだかちょっと寂しいですね。 でもきっと、明るくて正義感に溢れた彼女のことだから、今日もどこかの街で飛び回っていると思うとちょっと楽しくなったりもします。

 

この物語は、じーさん二人が活躍するのですが、源の若い弟子とその彼女が若さをプラスしてくれています。 若者たちに負けていない、じーさんたちの活躍ぶりがなんとも頼もしいです。 円陣蘭丸さんのイラストも必見ですよ(*^^*)

 

さて、明日はにを読みますか?

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

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