読書日記 nokia's bookshelf

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「アンマーとぼくら」有川浩

こんばんは。 今日はどんな一日でしたか?

今日のレビュー アンマーとぼくら/有川浩

 

 上京してからは泊まることはほとんどせず、日帰りの帰省ばかりだった。

そんなぼくが母と過ごすために3日間の休暇を取った。 久しぶりの母孝行、3日間の沖縄観光。

放浪癖のある父に連れられ、ぼくはおかあさんの元へやってきた。 最初は沖縄のこと、好きじゃなかった。 おかあさんはいい人だけど内地から来たぼくにはなかなかこの土地に馴染めなかった。

観光ガイドのおかあさんと、沖縄観光しながら思い出す幼い日々のこと。 無鉄砲な父のこと。 人懐っこい幼馴染のこと。 古くからの言い伝え。

nokiaも物語の中に入って旅を続けながら、何かが引っかかる。。。? となんとも落ち着かないk持ちになっていました。そこでふとら「ストーリー・セラー」的な展開なのかと気がつきました。

本作は、有川浩さんが、かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得て書かれたそうです。 本文中に、おかあさんのことを「アンマー」と呼ぶ場面が出てくるのですが、今の沖縄ではあまり使われない表現なのだそうですね。

この本を買ったきっかけ、有川さんの作品というのがいちばんの理由なんですが、ジャケ買いの要素も多分に含まれています。 ダイビングが好きなnokiaには素通りできない海の写真のカバー。 リーフにはじける白い波が沖縄っぽいです。 そして! カバーをはずした表紙がまたなんともいえません! チラ見せ

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琉球紅型のデザインになっているんです。 表から裏から中身までしっかり沖縄。 思う存分楽しんでくださいね!

明日は何を読みましょうか?

では、おやすみなさい。。。