クリスマス倒産までカウントダウン!「キャロリング」有川浩
こんばんは。 今日はどんな本を読みましたか?
今日の一冊は
それはある日やってきた。
The倒産!!
「もうだめーっ。ごめん、12月25日で当社は倒産します。」
明っかる~く倒産を告げられた社員たち。 社長は明るく告げるまでにさまざまな葛藤があったわけですが。。
それでももう無理なもんは無理。ごめんなさ〜い、とばかりに明るく倒産宣言することに相成ったわけでございます。 悪あがきしてにっちもさっちも行かなくなってからでは遅いですからね。
さて、そうなったら困るのは親たち。 社員の親たちじゃないですよ。この会社は私設の学童保育をやってるんです。 様々な理由でこの会社の学童に集まってくる児童たち。
もしもこの会社がなくなってしまったら、学童に来ているこの子達の行くところもなくなってしまう。 けれど、学童を運営するにも資金は必要。 会社がなくなって学童を続けていけるはずもありません。学童も閉鎖を余儀無くされてしまいます。 倒産のその日まで子どもたちは預かることにしますが、一人二人と次の学童保育へと移っていきます。
最後の一人になった児童、航平にトラブルが襲いかかります。 舞台は、東京月島、横浜とあちこちと動き。。。 社員は振り回されることになる。
そして運命の日はやってきた。
倒産や親の別居、離婚という話題が全編を通じて出てくるのですが、何だか暗くない。 語り口が軽快だからそう感じるんでしょうか。 軽快な語り口の中にも、社会問題を斬る有川節。お見事です。 いつものことながら有川作品、一気読みでした。
一年の後半になると少しづつクリスマスが近くなっていく感覚があります。今年も読んで、来年もまた後半煮ると読みたくクリスマス小説(そんなカテゴリあるのかな。。。。(。・・。)?)
みなさんはクリスマスになると読みたくなる作品はありますか?
nokiaは心温まる家族小説やなんかが読みたくなります(*^^*)
ではまた。。。 ステキな読書タイムを~(*^^*)っ
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