読書日記 nokia's bookshelf

小説など面白かった本を紹介する読書ブログです

あなたの足元にあいつらがいるかも!?「鴨川ホルモー」万城目学

祇園祭宵山にその闘いは始まる。

京都4大学による対抗戦『ホルモー』

ドドン!!

新入部員の勧誘はどこも甘~い言葉が隠れてるんでしょうか? 大学生をすっ飛ばして社会人になったnokiaには未知の世界、大学のサークル。

今年も甘い言葉に騙されて(?)入部してきた新入生たちがいるんでしょうね。

京都4大学の彼らはもうデビューしたんでしょうか? 怪しげな言葉で、アイツたちを操って戦わせて。 「ホルモー!」は経験したんでしょうかね~?

 

本作「鴨川ホルモー」は万城目学氏のデビュー作。 デビュー作にしてこれだけハッチャケた作品はどうよ!? って感じ?

とっかかりはフツーの大学生活の始まりが描かれているのに、進んでいくうちにズブズブと怪しげな道へ踏み込んでいく様がなんともはや... 「それはなんの呪文やねん!?」って言葉で「あいつら」を操り、 いい歳こいた大人がパントマイムもどきにあいつらを操っての戦い。 戦いに負ければ謎の言葉を雄叫び、 神に捧げる神聖な舞踊は。。。 それかよ!? もう、しっちゃかめっちゃかです。

でも、そのバカバカしさが憎めないんだな。 ついつい、ホルモーの世界にはまり込んで一気に最後まで読んでしまいます。

 

nokia163.hateblo.jp

 

先日のブログにも書いたのですが、宵山の日は足元が気になって仕方がありませんでした。 こんな人混みの中をあいつらがチョロチョロしてんのとちゃうやろか?? って(^_^;)

そんなことを思うのは小説の世界にどっぷり入り込むnokiaだけなんかな? いやいや、私だけとちゃうよね?  京都を歩くときに足元が気になる人、いてますよねー?(^_^;)

うちの冷蔵庫には、パンを焼くとき用に大袋のレーズンが入ってます。 もしかして、うちの誰かがあの言葉が操れるんとちゃうやろか? と考えが広がってたりして。 万城目ワールドにハマると毎日が「もしかして?」の連続になるので大変ですよー(^◇^;) 

映画も面白い!山田孝之さんと濱田岳さんの朴訥とした大学生役がハマります。 マドンナ役の栗山千明さんがなんだかフツーの大学生。 最初は「ん?だれ?これ?」て見てました(^_^;)

コミックも

 今日は何を読みましたか?

では、おやすみなさい。