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夜中のポチりは命取り!?『世にも奇妙なマラソン大会』高野秀行

世にも奇妙なマラソン大会 [ 高野秀行 ]

 

夜中にパソコンの前に座るのは命取りです。 お酒飲みながらだと、確実にヤバいです。。。

 

あまりノンフィクションは読まないのですが、 裏表紙に惹かれて読んでみました。 「サハラ砂漠でマラソン!? ある深夜、ネットでサハラ・マラソンなるサイトを見つけた著者。酔った勢いで主催者に参加希望のメールを送ったところ、あっさりと参加を認める返信が来た。開催まではたった二週間あまり。15キロ以上ははしったこともないランニング初心者の闘いがいま始まる---」

 

文字どおり砂漠を走ることになるのですが、ちゃっかりと道連れを作るあたりはさすがです。砂漠でマラソンだなんて危険きわまりないこと、単独行動すべきではありません。

過酷なマラソン大会。 実は運営が西サハラ難民? そこにはちゃんとした理由がありました。 さてさて、著者は完走できるのか。。。?

 

この記事を書くにあたってネット検索してみたのですが、芸人のワッキーさん、タレントの梅宮アンナさんが参加されたマラソン大会とは別のようです。

表題作のほか、

ブルガリアの岩と薔薇」

「名前変更物語」

「謎のペルシア商人」

を収録。

やむを得ない事情で「ジャングルを歩いて」密入国してしまったくだり、凡人には真似のできない行動力です(^_^;)

高野さんの体験記、もっと読みたくなりました。

世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫) [ 高野秀行 ]

 

真夜中のポチッ、あなたは大丈夫ですか?

 
 
 
 
高野秀行さんの作品、こちらも気になります
 

 

 

 

 

 

 

 

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