読書日記 nokia's bookshelf

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これやってたな〜 「最強の文具活用術」オダギリ展子

特許事務所で勤務されていた経歴を持つ、事務効率化コンサルタント、オダギリ展子さん。

本書は2011年刊行ですので、今のオフィス事情は少し違ってきているのかもしれません。

それでも、オフィスで文房具を使う、ということは今も変わらず続いているはず。オフィスワーカーの皆さん、本書はオススメですよ

 

私も25年ほど事務職をしていました。

OA化される以前からの事務職なので、古き良き時代の「事務所」で仕事をしていました。

文書は穴を開けて綴じる。分厚いボール紙(みの表紙と呼んでいました)に二穴パンチで穴を開け、綴じ紐で文書を綴じていく。なんだか懐かしい作業だわ。

そういえば、販売の仕事をしていた時も伝票をこのスタイルで綴じてました。今も昔も変わらず、ですね。

 

綴じ紐は黒一色で可愛さのかけらもないものだったのに。今はカラー綴じ紐なんてあるんだ!

これなら一目で分類できて便利そう。昔からあったんやろか?

表紙がセットになってる商品も見つけました。

これなら表紙紙に穴を開けたり、折り目筋をつけたりの手間を省けるやん。やっぱ進化してるなあ、文具業界。

 

そうそう、オダギリさんは表紙に折り目筋をつけるのに、カッターナイフで「隠し包丁を入れる」と書かれていますが、nokiaのいた会社では千枚通しで筋をつけるという方法でした。千枚通しで厚紙を押さえつけて筋を入れると紙が筋目から破れてくる心配がないので、長期保管の必要な場合にはこの方法もオススメです。

 

他にも「これやってた〜!」っていう方法から、「そんな方法があったか!」と目から鱗な事務作業方法などたくさん紹介されています。

ゼムクリップ📎が開発されて100年以上経っているなど「へえ〜〜〜!」な話題も満載。

仕事の合間にちょっと自慢できる文具ネタや、自慢できるデスクワーク術、同僚には内緒で仕入れてみませんか?

通勤途中で読むなら電子版がオススメです。

 

 

オダギリ展子さんの著作