読書日記 nokia's bookshelf

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カレー!カレー!カレー! カレーが食べたい!「カレーライフ」竹内真


祖父が残した洋食屋。
器はあれど、レシピはなし。
ケンスケはじいちゃんのカレーを求めて旅に出た。。。

「カレーライフ」竹内真


まずはこの本の分厚さに圧倒されました^^;
私は文庫で読みましたが、766ページの長編。どんだけ分厚いねん、どんだけ重いねん。文庫本の限界越えてます。いや、これはnokiaの勝手な意見ですけど。
寝っ転がって掲げて読むにはかなり重たいっ。
ふだんの読書スタイルがバレバレの発言ですね~^^;


「大きくなったらみんなでじいちゃんの洋食屋を復活させるんだ。」
祖父の葬儀の日、いとこ同士で話し合っていたことを父は覚えていた。
だから、じいちゃんの洋食屋はそのまま残っている。

だけど。。。
「洋食なんて作れないよーーー!」
すっかりそんなことは忘れていたから、料理の修行なんてやってない。
素人からでもできるものとなれば。。。
「カレー屋をやろう!じいちゃんのカレーを出すんだ。カレーなら素人からでもできるかも!」

なんて甘い考えのいとこ同士。若いって怖いもの知らずだね〜^^;

だけど。。。×2
肝心のレシピがない。

ケンスケたちはじいちゃんのカレーの秘密を求めて旅に出ることにした。
まずはアメリカのバーモント州バーモントカレーがあるんだから、きっとバーモント州には何か特別なものがあるはず。バーモントでケンスケが見つけたカレーは。。。


バーモントでは飽き足らず、インド・ガンジス、沖縄と度は続いていきます。
そして、ようやく見つけたじいちゃんのカレーの秘密。じいちゃんのカレー、再現できるのか!?


あらすじはこんな感じかでしょうか。とにかく丸ごと一冊カレー。初めから終わりまでカレーです。読んでるうちからカレーが食べたくて食べたくて。。
私はこの本を読んだあと、1週間丸ごとカレーでした(^_^;)
サブリミナル効果バツグンですね!
この本を読んだら、カレーが食べたくなること間違いなしですよ(^_-)-☆

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have a nice reading time!
and... curry life!



(初出 2001-3-31 集英社



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