若さをめいっぱい利用するわよ!「ローカル線で行こう!」真保裕一 〜行こう!シリーズ第2弾
ローカル線で行こう! /真保裕一
「行こう!」シリーズ2作目。 といっても、一作目の「デパートへ行こう!」とは、全く趣が異なりますが(^_^;)
本作は、赤字も赤字、廃線寸前のもりはら鉄道、通称「もり鉄」の復活(への)物語。 第三セクターという中途半端が招く鉄道の存続危機。 まさにもり鉄はその渦中にあります。 そんなもり鉄に経営を立て直すべく、新社長が招き入れられた。。。
「若い」ということを惜しみなく武器にする、若き新社長のはっちゃけぶりが清々しい。 県庁から出向組である副社長の手綱さばきは、絶妙。 はっちゃけ社長と、抑え役の副社長のコンビ、もり鉄をしっかりと守ってくれそうです。
もり鉄を存続させるために、突飛な計画が横から飛び出してきて、事態はあらぬ方向へ。 さてさて、もり鉄は赤字路線から脱却できるのか?!
真保裕一さんのテンポのいい文章に「もう少し。。。もうちょっと。。。」と、先へ先へとついつい読んでしまいます。 普段はスローペースな読書のnokiaも、あっという間に540ページ完読してました。 寝苦しい夜、小気味良い真保裕一さんの物語でスカッとしてみませんか? ただし、寝不足は覚悟のうえでね~(*^^*)
今日みなさんは何を読みましたか?
では、おやすみなさい。。。zzz