これが大阪で一番目立たへんカッコやで「図書館革命」有川浩 《図書館戦争シリーズ4》
こんばんは。
今日は何を読みましたか?
今夜のレビューはこちら
茨城での攻防戦がおわり、郁と堂上がささやかなデートの朝、それは起こった。
福井の敦賀原子力発電所が深夜、大規模な襲撃を受けたのだ!
しかし、郁と堂上にとっては、遠く離れた地でのこと。
ましてや原発と図書館とは接点はない。
予定どおり約束のカモミールティーを楽しむために出かけたのですが。。。
ふたりともあの原発襲撃のことが気になり、話題にしているところに呼び出しがかかった。
「至急帰還せよ
そして、タスクフォースに与えられた任務とは。。。
作家の警護。
当麻蔵人の『原発危機』が参考にされたんじゃないか、とマスコミが騒ぎ出し、当麻は関東図書隊で匿うことになったのです。
全マスコミを巻き込んでの大問題となり、本を読まない一般市民からも苦情が出るようになった頃。
当麻たちは決死の覚悟で動きます。
どんな方法で動いたのかは、あなたの目で確認してくださいね!
これじゃなんのことかわかりませんよねー
でも本文中に出てくるフレーズなんです~
今回も大活躍の郁は、堂上からすごく大きなご褒美をもらいます。
ラストは「おおお~~~! やっぱりそうなりましたか~~~
な展開ですよ。
ここは、love要素を前面に出してもらわないとね
社会問題を手抜きなしにしっかりと盛込みながら、おとぼけ郁に笑わせられて。
図書館戦争シリーズは、ノリは軽いけどしっかりお勉強できるシリーズです。
読書初心者の方から、コアな読書ファンまで、多くの方に楽しんでもらえると思います。
ぜひ、一度読んでみてくださいね
では、おやすみなさい。。。
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角川文庫(2011-6-25)
(初出2007-11 メディアワークス)
目次
プロローグ
一、その始まり
二、急転を駆けろ
三、奇貨を取れ
四、嵐を衝いて
五、その幕切れ
エピローグ
<スピンオフ>
プリティ・ドリンカー
<文庫化特別対談>
有川浩×児玉清 最終回