読書日記 nokia's bookshelf

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これが大阪で一番目立たへんカッコやで「図書館革命」有川浩 《図書館戦争シリーズ4》


こんばんは。
今日は何を読みましたか?


今夜のレビューはこちら 


茨城での攻防戦がおわり、郁と堂上がささやかなデートの朝、それは起こった。
福井の敦賀原子力発電所が深夜、大規模な襲撃を受けたのだ!

しかし、郁と堂上にとっては、遠く離れた地でのこと。
ましてや原発と図書館とは接点はない。
予定どおり約束のカモミールティーを楽しむために出かけたのですが。。。

ふたりともあの原発襲撃のことが気になり、話題にしているところに呼び出しがかかった。
「至急帰還せよ
そして、タスクフォースに与えられた任務とは。。。


作家の警護。
当麻蔵人の『原発危機』が参考にされたんじゃないか、とマスコミが騒ぎ出し、当麻は関東図書隊で匿うことになったのです。
全マスコミを巻き込んでの大問題となり、本を読まない一般市民からも苦情が出るようになった頃。
当麻たちは決死の覚悟で動きます。
どんな方法で動いたのかは、あなたの目で確認してくださいね!
20160918_025048
これじゃなんのことかわかりませんよねー
でも本文中に出てくるフレーズなんです~



今回も大活躍の郁は、堂上からすごく大きなご褒美をもらいます。
ラストは「おおお~~~! やっぱりそうなりましたか~~~
な展開ですよ。
ここは、love要素を前面に出してもらわないとね


社会問題を手抜きなしにしっかりと盛込みながら、おとぼけ郁に笑わせられて。
図書館戦争シリーズは、ノリは軽いけどしっかりお勉強できるシリーズです。
読書初心者の方から、コアな読書ファンまで、多くの方に楽しんでもらえると思います。
ぜひ、一度読んでみてくださいね


 明日は何を読みますか?

では、おやすみなさい。。。



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角川文庫(2011-6-25)
(初出2007-11 メディアワークス
 目次
  プロローグ
  一、その始まり
  二、急転を駆けろ
  三、奇貨を取れ
  四、嵐を衝いて
  五、その幕切れ
  エピローグ
 <スピンオフ>
  プリティ・ドリンカー
 <文庫化特別対談>
  有川浩×児玉清 最終回