黄色の花は追いかけるんじゃない。『夢幻花』東野圭吾
「黄色い花を追いかけるんじゃない。 その花はきっと身の破滅を招くから。」
黄色の花を追い求めると身を滅ぼす。。
50年前に起きた残虐な事件は過去の出来事?
中学生時代の幼い恋は?
花を育てるのが楽しみな定年退職後の老人が殺害された事件は?
時代を追って物語は進んでいくけれど、いまひとつつながりが見えてこない。。。
中盤になってようやくつながりが見え始め、一気にクライマックスへ向かっていく感じ。
後半は一気読みでした。
まるで「パンドラの箱」のようです。
いろいろなものを背負って生きていかなければならない人たちがいるのですね。
これ以上書くとネタばれになってしまうのでやめておきますね。
第26回柴田錬三郎賞受賞作
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