読書日記 nokia's bookshelf

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その出会い、本当に信じられる?「東京湾景」吉田修一

東京湾岸に生きる男女の物語。

非リアルでの出会い、今も昔もありますね。

その昔は「文通」がそれに当たるのかな? 古っ! (^_^;)

ちょっと前はケータイサイトの「出合い系」。 今はどうなんでしょ?

最近の非リアルの出会い事情がよくわからないので、ここはスルーしますね~

 

この物語は、ちょっと前のお話し。 ケータイの出会い系サイトで知り合った、ブルーカラーの男性と、ホワイトカラーの女性。 最初はメールから。 お互いに探りながらのやり取り。 ケータイメールなら何でも話せるけれど、いざリアルに本人を目の前にするとチョット意識したりして。。。 それは今も同じかな。

会ってからも、いまひとつ「信じる」ことに臆病になるふたり。 出会いが出会いだけに、「信じる」ということに高い壁があるのかもしれない。 出合い系サイトって、出会いの場の一つの方法として恥ずかしいものではないはず。 もっと胸を張っていいはずなのに、例えば犯罪が起きた時などにクローズアップされ、どうしてもマイナスのイメージを持たれてしまいますね。 なんだかもったいない。 確かに、どう見ても怪しげなサイトは存在するんですけど。

 

出合い系サイトは「悪人」でも使われていましたね。

悪人(上) [ 吉田修一 ]

価格:583円

仲間由紀恵さんと竹野内豊さんでドラマ化されています。

本作も「信じる」ということが根にある作品かな。

 

あなたはパートナーを心から信じていますか?

さて、今夜はこれで。 おやすみなさい。。。

 

 

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