そこで生きてる人がいる『コンビニ人間』村田沙耶香
こんばんは。 今日は何を読みましたか?
今日はこちら
第155回 芥川賞受賞作品として話題ですね。
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- 価格: 1,000円
ほとんどあらすじ紹介です。 ネタバレがいやな人はここから読まないでね~(^_^;)
ちょっと融通がきかない私が社会の一員としていられるのは、コンビニ勤めだから。 コンビニにはマニュアルがあって、その中で私は生きていられる。
小さい頃からちょっと変な子という目で見られ、どうしたら「治る」のかとまわりを心配させた私。 自分ではそれが普通で、何も不自由なことはない。 世間から見ると、36歳独身、コンビニでアルバイト。 恋には興味がない。 これはかなり異様に映るらしい。
しかし、親のスネをかじるでなく独立して、自力で生計を立てているのだから文句言われる筋合いはないはず。 そんな私が、男を飼うことになった。 世間から隠れたい、という男。 そんな奴でも男は男。 まわりからの目はいきなり変わった。 「治った」んだ、と安堵する家族。 「よかったね」と喜び、飼い男の話題ばかり振ってくる同僚たち。
周囲の目をごまかすために男を飼いはじめたら、生きづらくなった。 私はこれからどうなるんだろうか。 やっぱりコンビニの中でしか生きていけないんだろうか。。。
と、まあ、こんな感じのストーリーです。 この世界にはいろんな人がいます。 ちょっと人と馴染めなかったり、どうしてもマニュアル通りに仕事ができなかったり。
確かに、社会人のひとりとして、正社員ではなくアルバイトで生計を立てるというのは不安定かもしれません。 でも、今の世の中、正社員にこだわる必要はないのではないかとnokiaは思っています。 適材適所。 人それぞれの生き方があって、それぞれの働き方があってもいいと思います。 みなさんはどう思いますか?
2016年上半期 芥川賞候補作品収録 さて、明日は何を読みましょうか?
では、おやすみなさい。。。