読書日記 nokia's bookshelf

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咬みません。躾のできたよい子です。。。『植物図鑑』有川浩

 

こんばんは。今日は何を読みましたか?

 

今日は、植物図鑑「有川浩」  のご紹介です。

 

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です---」

酔っ払った勢いで拾ったのは、いたいけな子犬なんかではなく、デカい殻の成犬。しかしこの成犬はかなりのイケメン、料理をはじめ、家事全般に万能。 しかも自分の食い扶持分は稼いでくる。 こんな優良物件なら私も拾いたい!

でもね、こんな優良物件はなかなかそこらに転がってるわけはないのよね。誰かに唾つけられてるのよ。 本作の主人公、さやかはラッキーですね。

そんな万能主夫(?)の拾いっ子が突然いなくなった。 彼が教えてくれた草花の名前、彼が作ってくれた料理のレシピ、少しでも彼に繋がる記憶はずっと抱えて離したくない。 暇があれば図鑑を眺め、料理も頑張ってみる。 彼はやっぱり帰ってこないのかな。。。

と、まあ、あらすじはこんな感じです。 ラストはね、まあ、ね。ラブストーリーだから、ね。 甘々ラブラブの世界でお確かめくださいませ(*^^*)

 

この作品の中に「イタドリ」が出てきます。 私の田舎では「ダンジ」と呼ばれる山菜です。 このイタドリ、生で皮を剥いでかじるとシャクシャクとした食感で程よい酸味があり、遊び疲れた体にちょうどいいおやつだったんです。 有川さんの故郷、高知では料って食べるんですね。 京都の貴船の料亭で、イタドリのおひたしが突き出しで出たことがあるのですが、料ってあるイタドリを食べたのは後にも先にもそれっきり。 私も自己流で料ってみましたがなかなかうまくできませんでした。 今年はイタドリの季節は終わりましたが、来年の春までに料理方を探しておきたい! と思うnokiaです。

 

ヘクソカズラについての逸話も面白かったですよ。

ヘクソカズラはこんな花。

 

nokia163.hateblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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